あらすじ

現代日本で働く、しがないサラリーマンの俺。 唯一の趣味は、シルクロードやアッピア街道など、古今東西の「道」に想いを馳せることだった。 不慮の事故で命を落とした俺が、最後に願ったのはたった一つ。 「――歴史の流れを、文明の血脈たる『道』の視点から見届けてみたい」 その願いを聞き入れた神様は、俺の情熱を盛大に勘違いした。 「なんと高潔な願いか! よかろう、君を『道』にしてやろう!」 「ちがう、そうじゃない!」 魂の絶叫も虚しく、俺は異世界の忘れられた古道に転生してしまった。 動けない。喋れない。視覚も聴覚もない。 あるのは地面の「振動」を感じる力だけ。 絶望する俺だったが、やがて一人の旅人が俺の上を通り過ぎた時、脳内に声が響く。 【実績を達成しました。スキル《雑草駆除》Lv.1 を獲得しました】 ――マジか。旅人が通るだけで、俺は成長できるのか! これは、一本の道が、一人の少女と出会い、村を作り、街を育て、やがては国家の趨勢をも左右する「大陸の大動脈」へと成り上がっていく物語。 元サラリーマンの知識と、道だけのユニークスキルで、文明の礎を築き上げろ!

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カクヨム
カクヨム2025/09/28
  • 現在の作品忘れられた古道に転生した俺、旅人が通るだけでスキルを獲得し、いつしか大陸を繋ぐ大動脈になっていた