あらすじ
名もなき縁を蒐める旅人・吉三郎。彼が立ち去った街で、蒔かれた物語の種が、どう芽吹いたか、知りたくはありませんか?
ここは、全ての物語が立ち寄る宿「来者の軒」。
見習い記録係のアルマは、吉三郎が遺した「縁の欠片(フラグメント)」を頼りに、その後の世界を覗き見る。
「時間泥棒」の優しさは、誰に受け継がれたのか?
「声なき歌姫」の愛は、森をどう変えたのか?
これは、本編で語られなかった、もう一つの物語。
旅人が見届けた「結末」の、その先から始まる、心温まる後日譚。
『トロッピー』の世界を、より深く、より愛おしく感じられる、ファン必読のスピンオフ・ストーリー。