あらすじ
番(つがい)──それは国の信託によって定められる。
子爵令嬢のベアトリスは伯爵のジスランと番になり、結婚した。
しかし結婚するとジスランは優しかった態度を一変。ベアトリスを冷遇し、愛人を堂々と家に入れるようになった。
それでも彼は番なのだからいつかわかってくれる。ベアトリスはそう信じていたが、愛人がジスランの子供を妊娠したと聞いて目の前が真っ暗になる。
彼女は屋敷の階段から足を踏みはずし、命を落とした……はずだった。
ベアトリスが目を覚ますとジスランと結婚する前まで時間が戻っていた。
もう二度とあんな目に遭いたくない。彼女はジスランから逃げることを決意。
その途中で、ベアトリスを『ほんとうの番』だという時をつかさどる神が現れて……