あらすじ
「すまないシア……君との婚約を、破棄させて欲しい」
婚約者、皇太子殿下の言葉。
頭をハンマーで殴られたかのような衝撃が走った。悲しみがツンと鼻に込み上げてくる。
そしてこの時に初めて、私は知った。
ーーああ、私はこの人に、恋をしていたのだと。
けれどもう、この恋が実ることはない。
「……わかりました。その婚約破棄、受け入れます」
叶うことのない儚い初恋を飲み込んで、私は必死に声を絞り出した。
それなのにどうして……どうしてあなたは、そんなに悲しそうな顔をしているのですか?
⭐︎少し鈍感な公爵令嬢と、不器用な皇太子のちょっと切ないすれ違いラブファンタジー!