あらすじ

十五歳の誕生日。止まっていたはずのスマートフォンが、不意に光を灯す。 表示されたのは、知らない番号と、たった一言のメッセージ―― 「電話してください」 半信半疑でその番号にかけた少女の耳に届いたのは、十三年前に亡くしたはずの母の声だった。 なぜ、いま、その声が届くのか。 なぜ、自分は涙より先に「言葉」を探してしまうのか。 波音の届く丘に佇む、白い電話ボックス。 誰にもつながらないはずのその受話器は、今日も誰かの想いを未来へ運んでいく。 ――これは、“さよなら”で泣く物語ではない。 “ただいま”と“おかえり”を重ね、未来へ進むための物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/05/08
  • 現在の作品十五歳の、最後の通話 ――この声を聞いた時、あなたはもういない。