あらすじ
東京都立南嶺学園高等学校の裏山には小さな神社がある。
その神社で強く願いを祈れば、何かしらの対価と引き換えに神様が願いを叶えてくれると言い伝えられていた。
そんな言い伝えを最後の希望と信じて訪れた俺──東雲晴夏は嘗て果たす事が出来なかった約束を神様に叶えて貰おうとするのだが──、
「俺の人生を対価に嘗て果たせなかった約束を叶えて貰いたいです」
「人は時に愚かですよね。嘗て人々は鎌を敬う為に来ていたのにいつからか自分の願いを叶えて貰おうと此処に来る人ばっかり。けれど、貴方は違うのでしょう?」
果たして“約束”は果たされるのか──。