あらすじ
公爵令嬢エリーゼは、聖女マリアンヌの策略により第一王子アルフレッドに婚約を破棄され、王国から追放される。雪の中で倒れた彼女を救ったのは、元近衛騎士団副団長で「氷の騎士」と呼ばれたガーレス・フロストブレイドだった。
辺境の氷花村で素性を隠し「エリー」として新生活を始めるエリーゼ。最初は冷たかったガーレスも、過去の傷を負った者同士、次第に心を通わせていく。村人たちの温かさに触れ、エリーゼは王都では味わえなかった真の幸せを見つけた。
やがて村で貴重な魔石鉱脈が発見され、二人の協力で村は豊かになる。手のひらを返した王子とマリアンヌが村を訪れるが、エリーゼは毅然と拒絶。アンナの証言によりマリアンヌの偽証が暴かれ、王子は失脚する。
真実の愛と居場所を得たエリーゼは、ガーレスと結ばれ、村長として新たな人生を歩む。追放は終わりではなく、本当の幸せへの始まりだった。