あらすじ

「一度どちらが蛮族なのか、よく考えてみることだな。」 砂漠の蛮族が攫ったのは、大国の捨て駒姫。姫奪還のために全てを捨てた騎士と、思いが交錯する。 西の大国・アレス王国の忘れられた十三人目の姫・シエナは、辺境に飛ばされてはや数年。突然、父王から王都へ呼び戻されることになるが、護衛騎士らと共に出発した道中で、敵対する東の蛮国アル・シャンマールに捕まってしまう。その若き王子・ザイドは、長きにわたる戦争を終わらせるために、シエナを交渉の道具に使おうとしていた。しかし彼の打算のない優しさ、それまでのアレス王国至上主義を覆すような考え方に、シエナは戸惑いを覚えながらも徐々に惹かれていく。 一方、シエナとはぐれた彼女の護衛騎士・リュシアンは、彼女への忠誠を誓ったゆえに、単身で敵国に乗り込もうと画策していた。 ―それぞれの正義がぶつかり合う中で、二つの国はシエナを巡ってどう動くのか。

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カクヨム
カクヨム2022/01/22
  • 現在の作品アレス武勇詩(ハマーサ)~捨て駒姫は自由に焦がれる~