あらすじ
二〇三六年十二月――。
人類は、再び進化を加速した。
遥かな昔からヒトの脳に組み込まれていたソーシャル器官が、突然、機能し始めたのだ。
ソーシャル器官は、テレパシーなどの超能力を司る脳の一部。
しかし、超能力に目覚めたばかりの人類は、それをうまく使いこなせずにいた。
そうした中、世界各地に、超能力者に社会適応教育を施すための隔離区域が設けられる――。
――というわけで、はじめまして。
ヒロイン(?)代表の勾坂柚葉です。
現在、中学一年生。
性別は一応女の子。
(クラスの意地悪な男子からは暴力女とか言われてる)
今をさかのぼること六年前の桜の季節――。
小学校にあがる前の健康診断で能力者判定されたあたしは、お父さんお母さんと引き離されて、いきなり島流しにされました。
(あ、あたしが暮らしている隔離区域は相模湾に浮かぶ人工島。だから、島流しってわけ)
大人も子どもも初めて会う人たちばかりの中、一人ぼっちで迎えた小学校の入学式。
怖くて、さみしくて、さすがに泣いたのを覚えてる。
でもでも、いまはそんなに悲惨な境遇ってわけじゃなくて、優しい先生や同じ能力を持つクラスメイトとちょっぴり変わった学園生活を送ってます。
この物語は、そんなあたしたちのほのぼの学園ライフストーリー。
……のはず、だったんだけど。
何だか、この頃、身の回りが騒がしくなってきてて、頼れる仲間たちと一緒に次々に現れる敵とバトルする毎日。
相手は……例えば、三人組の不良高校生とか、時間を操るって嘯く中二病の兄弟とか、羽化直前の仙人少女とか、人心掌握を専業とする忍者の末裔とか、世界征服を企んでる大学教授とか。
でも、まあ、あたしたちなら、何とか勝てるかな。
――って、ちょっと、待って。
そのラスボス、人間と違うんですけど!?
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◇作者コメント
ご覧いただき、ありがとうございます。
この小説は表現の一つとして、「顔文字」と「文字化け」を使っている部分があります。
縦書きモードで読んでいらっしゃる方には、
大変申し訳ないのですが、できれば、横書き・ゴシックでの表示をお勧めします。