あらすじ

あらすじ  オメガ優位の国ガルシア帝国の皇太子シエロは運命の相手によりヒートが引き起こされる特殊な体質。運命の相手を探すための見合いを逃げ出したある日、うっかり逃げ込んだ路地の奥でガラの悪い男たちに捕まってしまう。剣闘士の〈賞品〉として進呈されることになったシエロだったが、剣闘士として生きる奴隷アルバと運命の出会いを果たす。  オメガには興味がないと鼻で笑いながらも、助けろと傲慢な口をきいたシエロを助けてくれたアルバ。心を奪われてしまったシエロはお目付け役のヴィクターと双子の弟のユーリウスの助けを貸り、彼を護衛として雇うことに成功する。元老院の貴族たちから反対される中アルバと共に過ごす時間を得たシエロは、そのうち別の男と結婚するというのを建前にアルバへ想いを口にしていく。しかし運命を感じているのはシエロだけのようで、アルバは仏頂面を崩さない。  アルバがオメガを嫌う理由をアルバの剣闘士仲間であるカリオンから教えてもらい、彼に嫌われることはしないと心に誓ったシエロは、アルバにそんなことを強要するつもりはないと宣言する。そんな折お茶会の誘いをかけてきた婚約者候補のフィンレーに、すきな男を金で買ったのだろうと指摘されてしまう。アルバの学のなさや元奴隷の身分を馬鹿にするフィンレー。そんな彼に嫌気がさしたシエロは彼を婚約者候補から外し、益々元老院からの反感を買ってしまう。  アルバの見分を広げようと読み書きを教えることにし、学ぶ楽しさを思い出したアルバが段々と笑みを見せるようになる。そうするうちにアルバから奴隷として生きてきた過去の顛末を聞き、自らのヒートの秘密を明かす。運命の相手に出逢ったのにどうしてヒートが来ないのかとアルバから問われ、上手く答えられないシエロ。それを一番知りたいのはシエロなのだった。  次第にアルバの心も打ち解けてきた頃、父から舞踏会を開くのでシエロの選んだアルファを披露するようにと告げられる。父に認められて嬉しい反面、アルバの気持ちが気になり、舞踏会のことを言い出せずにいたシエロ。気持ちが伴わないままで番になることを強要できないと思い悩んでいると、アルバから俺を選べと告白される。アルバからの好意を信じられないシエロだったが、舞踏会の最中、シエロに懸想する他の男によってうなじを噛まれそうになり、アルバに助けられる。  そのことがきっかけで、シエロのうなじが狙われていると噂が立ち、未だにヒートがこないことを思い悩むシエロは、我こそがシエロの運命だと豪語する他国の王子にヒートを誘発されてしまう。違うのだと泣きじゃくるシエロを大丈夫だと宥めるアルバ。お前が俺の運命だと言い聞かされ心が陥落してしまったシエロは、ようやく彼と結ばれるに至った。そしてシエロは元老院たちに宣言する。 「みなさま、彼が僕の番です。反論は聞きません」

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カクヨム
カクヨム2025/09/26
  • 現在の作品高飛車オメガは奴隷のアルファをお望みです