あらすじ
【※注意※ 以下はネタバレを含みます。】
「痩せなさい! 1キロ太って1万の魔物を産む者よ!」
ブラック企業に勤める冴えない中年エンジニア・尾本コウ(37歳)は、異世界の女神フェルネスから衝撃の事実を告げられる。
異世界で魔物が大量発生しているが、その原因が彼の体重のせいだという。しかも、増えた魔物を統率する「魔王」が現れ、人類に宣戦布告したというのだ。
責任を感じた尾本はダイエットを決意するが、仕事のストレスで暴飲暴食を繰り返してしまう。
しびれを切らした女神は管理栄養士を目指して現実世界の大学に入学し、尾本の食事指導を開始する。
一方、先に女神によって召喚されていた勇者アヤト(17歳)が、尾本の肥満で増えた魔物に苦戦。
そこで女神は、アヤトをサポートするべく、「痩せればスキル獲得、リバウンドで失効」という仕掛けを組み込んだアバターを尾本に与え、異世界へ送り込むことを決める。
だが尾本が「長靴を履いた猫になりたい」と言い出した結果、アバターの姿は職場の後輩女子そっくりな猫耳美少女に。
同じ世界の人間であるアヤトに正体がダイエット中のおっさんだと知れれば社会的に死ぬため、「これでも男です!」と言い張る羽目になる。
やがて共和国軍と魔王軍の戦争が勃発。ビールと唐揚げでリバウンドしつつも2キロ減量に成功。
スキルを得た尾本(猫耳少女)は勇者アヤトとともに戦場へ。
激戦の末に魔王軍とその幹部を撃破し、異世界の危機を救う。
だが、彼の腹にはまだ20キロの脂肪が残っていた。
異世界の平和を守るため、尾本コウのダイエットは続く――