あらすじ
異世界冒険譚【トランザニヤ物語】のSS
ノビの大活躍――いくら丼の奇跡【トランザニヤ物語SS】から派生した物語。
*あらすじ*
リリゴパノアの料理人ノビ。彼の従魔である小鳥・リョコは、氷の王国からの新たな依頼に同行する。
それは「リュウグウノートの故郷へ行き、海の神に感謝を伝える」というものだった。
リョコの祖父はかつて、海に落ちたときに巨大なアンモナイトに助けられ、魚の神と出会ったことがある。
祖父の物語を胸に、リョコは勇気を出して荒波の海へ飛び込み、再びアンモナイトに導かれて神のもとへたどり着く。
神の前でノビは極北の魚介と氷稲を使った料理をふるまい、その味は神の魂を温めた。
魚の神はノビに「海の恵みの象徴」である輝く宝玉を授け、彼の料理人としての道を祝福する。
勇気を出したリョコと、感謝を料理で示したノビ。
二人の絆はより深まり、夜の海には魚たちの舞と満月の光が広がっていった。