あらすじ
「お前のような無能な女は我が国に不要だ!」
公衆の面前で王太子から婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢のエリアーナ。彼女は、持って生まれた魔力が少ないことを理由に、家族からも虐げられてきた。しかし、彼女の魔力が少ないのは、内に秘めた膨大な聖なる力を抑え込むためだった。
失意のエリアーナの前に現れたのは、「冷徹皇帝」と噂される隣国の皇帝カイザー。彼は一目で彼女の真の力を見抜き、「ようやく見つけた、私の運命の聖女」と、熱く甘い言葉で彼女を自国へと連れて行く。
エリアーナが去った王国では、彼女が密かに清めていた土地が瘴気に侵され始め、破滅への道を辿ることに。一方、カイザーの元で聖女として目覚め、ありのままの自分を愛され、幸せを手に入れるエリアーナの物語。