あらすじ

文久元年六月、津藩城下の松ヶ瀬屋敷で藩士ら十余名が惨殺される。主犯とされたのは滝川家の養子・柊時雨。唯一生き残った女中の証言により断罪され、滝川家は勘定方の職を剥奪された。十四歳の滝川澄弥には、赤黒い滴と「心配いらない」という歪んだ笑みだけが刻まれる。  四年後。十八に成長した澄弥は京都で時雨と再会する。幕末の動乱のただ中、恐怖と記憶を抱えたまま、数を数える癖を武器に藩の裏切りへと挑んでいく

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カクヨム
カクヨム2025/09/25
  • 現在の作品沙羅双樹の帳尻 ―幕末洛中記―