あらすじ
俺の職業『地図士』は、ただ地図を描くだけの戦闘能力皆無の不遇職。
ついに俺は、金食い虫だとパーティーを追放された。もう誰も信じない。
俺は一人で生きていくと決め、誰も足を踏み入れない『忘却の森』へと向かった。
そこで、俺のスキルの真価が発覚する。
俺が測量し、描き上げた地図の範囲は、完全に俺の支配下にある『領地』となるのだ。
領地内では、木の配置を変えたり、川の流れを変えたりと、地形を自由に創造できる。さらには、領地内の魔物をテイムして、眷属にすることすら可能だった。
この能力のコストは、地図を描くための『測量時間』。
広大な土地を領地にするには、相応の時間と労力が必要だ。
俺は森に住むエルフ族と協力し、安全な居住区を作り、畑を耕し、自分だけの国を作り始めた。
やがて、俺を追放した勇者たちが、魔王軍に追われて俺の領地に逃げ込んでくるのだが、さて、どうしてやろうか。