あらすじ

大公爵と呼ばれていたブランドン家は滅びました。 母親は亡くなり、父親は行方知れず。 令嬢ディオンヌは、ライバルだった侯爵、ジョーデン家に引き取られました。 ひとりの使用人として。 ジョーデン家の嫡男ジョサイアは、ディオンヌの幼なじみです。 幼なじみの屋敷で働くこととなった彼女は、すっかり距離を置いて冷たい目で見下してくる彼のことを、憎みながら暮しました。 ブランドン家を陥れたのがジョーデン家だというのは、公然と語られる噂だったからです。 やがて、ジョサイアが当主となります。 先代の病死によって。 ジョサイアと、彼の婚約者であるエレノアは、ディオンヌに毒殺の嫌疑をかけました。 恨みと憎しみと……古い古い、結婚の約束。 今のふたりの間にあるのは、いったい何なのでしょう。 屋敷の廊下にある骨董品の仮面が、ディオンヌを見つめていました。 彼女の秘密を知っているとでも言わんばかりに。

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カクヨム
カクヨム2020/01/29
  • 現在の作品令嬢だったディオンヌは溜め息をついて幼なじみの侯爵を見つめる