あらすじ
第二王子ライナルト・フォン・グランツ(ライナ)は、奔放で自由人。
彼は密かに市井へ足を運び、民の声を聞き、王国の姿を自分の目で確かめることを日課にしていた。
そんな彼の存在に気づいたのは――冷徹と評される若き宰相、カール・ヴァイスベルクだった。
カールは王子の軽率な行動を厳しく諫める。
しかし、奔放に見えても人々に向けるライナの「本物の笑顔」に、彼の心は揺さぶられていく。
「逃げるな」と迫るカールと、「心配してくれるの?」と赤面するライナ。
危うくも甘いやり取りが続く中で、二人の距離は少しずつ縮まっていく。