あらすじ
父(享年62歳)
私(次男34歳)
2020年7月23日、突然父が脳出血を起こし、死んだ。
62歳。まさに、これから第二の人生が始まるというタイミングで。
父は運動が大好きで、毎日のようにランニングをして、体を鍛えていた。
引き締まった体、日焼けした肌。
その風貌は、62歳とはとても思えない。
長生きするだろうと、誰もが勝手に思っていた。
マメだった父は、自宅のパソコンや手帳に、様々なことを記録し、残していた。
自分の体重。アルコール摂取量。将来の夢。これまでの経歴。母とのなれそめ…
誰に見せるつもりもなく、ひっそりと残された父の言葉たち。
それを、この作品の筆者である次男(34歳)が発見する。
読めば読むほど、父のことが分かってくる。
皮肉にも、死んでから父のことが初めて分かった気がする。
残したい。
父の人生を表した言葉たちを。
そして、私と父との思い出を。
父が誰にも見せるつもりなく残してきた言葉たち。
でも、そんな父の人生をちょっとだけ知って欲しい。
その思いで、この作品を書き始めることを決意した。