あらすじ
”聖戦”
この世界では、戦争が始まろうとしている
ただの戦争では無い、全てを許される神が生み出した聖戦。
神なるための戦いである。
神が選ぶ6人に与えられる
奇妙な力。
――天使の力
――悪魔の力
――精霊の力
――鬼の力
――魔女の力
――堕天使の力
魔術師はこの力を使い他の魔術師の命を絶たなければならない。
誰が一番神に相応しいかを証明する為に。
自分の欲を満たす、夢を叶える、全てを行えるのは神ただ1人。魔術師はそれを求め、殺し合い、1席の頂点に立つ。
そう、この聖戦という名の殺し合いは”悪魔”
が集う醜い戦いなのだ。
妹と二人、家事をこなす少年がいた。
母は仕事、父は7年間行方不明。
そんな少年はあるお寺に毎日欠かさず訪れていた。小学生、中学生、そして高校生の今でも少年、いや彼は訪れる。
周りの住人は何をしているのかと気になり、彼に幾度となく聞く。が今日も今日とて求める言葉は帰ってこない。
夕暮れ染まる帰り道
そんな彼に1人の女が問いかけた
「この近くに魔術師はいますか?」と。
彼と彼女、そして魔術師。
彼らの醜い聖戦物語はその言葉で幕を開けた。