あらすじ
剣でありながら意思を持ち、まるで人間の様にふるまうが故に魔剣と呼ばれる剣があった。王国に仕えていたウェルングという名のドワーフ族の鍛冶師は、長年研ぎ澄ませてきた技術を活かして魔剣を次々と生産し、国における最強の魔剣部隊を結成させ、長年に渡って世話を続けていた。
そうしていくつもの魔剣を創り上げてきたウェルングであったが、国王、そして自ら生み出した魔剣から不必要だと突きつけられ、国を出ていくことに。
息子同然の魔剣達からも用無しだと言われショックを受けるウェルングだったが、ここで心機一転、地方で細々と鍛冶を続けようと国を出て行くことを決意する。
そうして荷造りするウェルングだったが、魔剣部隊に所属していた筈の二振りの魔剣、アドワーズとレーヴァンが何故か荷馬車に乗っていて……。
隠居生活が一変、国内外で目立っていた魔剣部隊ではなく、その生みの親、鍛冶師としてのウェルング本来の力が世間に広まり始めていくことに!?