あらすじ
沈黙こそが最大の武器。
氷雪国の支部は、世界マフィア〈狂奏衆偽〉のなかで最も孤立し、最も恐れられていた
だが今、本拠地移転をめぐる「支部同士の戦争」が始まる
豪奢な音色で絡め取る中華支部
伝統の重圧で支配を主張する西洋支部
荒野の太鼓を轟かせる砂漠支部
そして、氷雪国から響くクラシックの旋律
四人の若き幹部候補は、沈黙と共に立ち上がる
それらは冷たい調べを背に、自らの運命と向き合う
氷原に響くクラシックは、やがて世界を震わせる交響曲となるのか、それとも静寂の中で散りゆく断章となるのか___