あらすじ
婚約者である王子から「平民の娘こそ真実の愛だ」と、社交界の場で一方的に婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢エリス。
嘲笑と屈辱の渦に沈むその瞬間、居合わせた隣国ラグランジュの王太子アレクシスが、彼女の前に跪いた。
「真実の愛を語るなら――彼女を選ぶのが当然だろう?」
予想外の公開プロポーズに会場は騒然。
追放され笑い者となったはずの令嬢は、隣国で未来の王太子妃として迎えられることになる。
だが、その選択は国内の保守派を刺激し、外交上の陰謀を呼び寄せる。
暗殺の影、元婚約者の妨害――幾重もの試練が待ち受ける中で、エリスはただ愛されるだけの人形ではなく、誇りを持って立つ強き女性へと成長していく。
屈辱から始まる物語は、やがて「真実の愛」を世界に示す逆転大勝利の物語へ。