あらすじ
燃え尽きた灰の大地。
神々と魔王の戦で千年前に滅びた“始まりの大陸”に、一人の少年は足を踏み入れた。
名はエルド。
辺境の村で生まれ育ちながら、彼の瞳には“蒼炎”と呼ばれる異質の力が宿っていた。
その力は、人を守る炎か、それとも世界を焼き尽くす刃か…
彼と共に旅をするのは、幼馴染の少女リリア。
誰よりも彼を信じ、恐れ、そして隣に立ち続ける存在。
そして、荒野で出会った少年カイ。
臆病ながらも秘めた魔力を抱え、彼の未来はまだ定まっていない。
魔獣が支配する荒野、伝説に消えた王都、古代の遺物。
世界に眠る秘密は、三人の前に次々と姿を現す。
――なぜ世界は灰に覆われたのか。
――蒼炎とは何なのか。
――そして、少年が求める“答え”とは。
仲間と共に歩む冒険の果てに、少年は必ず選ばされる。
力を振るうのは希望のためか、それとも破滅のためか。
灰より生まれし魔導譚。
その物語は、いま始まったばかりだ。