あらすじ
交通事故によって両親と下半身の自由、そして将来の夢を失った朝倉ミライは、穏やかな月明かりの夜にその命と人生を終わらせようと決意する。
「今日は月が綺麗だねぇ」
しかし彼女が窓から身を乗り出そうとしたその直前、彼女の背後から自称”死神”の少年が声をかけてきたのだ。
彼はミライに絶望的な真実を淡々と告げる。自殺なんかしても地獄に行くだけであり、君が求めている救いなんてないのだ……と。
絶望するミライに、死神は別の道を指し示す。──ミライ、僕と契約しようよ。そうすれば、君のその病気を治してあげる──
ミライは契約する。死神を名乗る、未知の力を持つ少年と。
そして彼女は触れることになる。命とは、生きるとはなんなのかという問いに。
──これは、死神が一人の少女に送る素敵で残酷な”おくりもの”の物語──