あらすじ
万物が発する生命エネルギー「波動」が力の源となる世界。
名門「波動守」の家系に生まれながら、蝋燭の火を揺らすことさえおぼつかない落ちこぼれの少年、吉三郎。才能がないと自らを卑下していた彼だったが、仲間を護りたいという純粋な想いを引き金に、伝説の力――万物と共鳴し、その調和を司る「調律の波動」を覚醒させる。
しかし、その力は善悪を選ばない諸刃の剣。仲間たちの勇気や希望を受け入れる一方、世界を蝕む異形の存在「虚無」が発する憎悪や絶望にも己を染めてしまう危険を孕んでいた。
これは、ただ強さだけを求めた孤独な少年が、仲間との絆の中で自らの力の本当の意味を知り、世界の声と響き合うことで絶対的な敵に立ち向かう、シンプルにして奥深いバトル波動ファンタジー。
戦うとは何か、強さとは何か。その答えが、ここにある。