あらすじ
大切な記憶を失った花精霊に一人の冒険者は誓った。
「痕跡を探します」
不安が取り除けないなら何度でも誓うと言った。
「帰ったら冒険の話をします」
自身の記録を遺してもらうため。
「聞いて下さい。先ずは、今日の冒険の話を。ですから――」
彼女に寂しい思いをさせないため。
「絶対に帰ります。僕が、花精霊ニーソ様を一人にしないと誓います」
春夏秋冬、四季折々の花木やその花の精霊たち、人々が住まう『下界の楽園エデシア』。
冒険者に憧れていた少年オア・レヒムは、一人の少女そして一人の花精霊と出会った。
やがて、ニーソの花の紋章を刻まれたオアが、理不尽に屈しない不条理な冒険者を目指し進む花精霊記。
これは、そんな物語です。
※※※
◇この作品はフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係がありません。
◇この作品はカクヨムにも掲載しています。