あらすじ
普通の高校生・神奈イヅルは、「選択肢の未来」を視るという奇妙な力を持っていた。
授業中に消しゴムを拾うかどうか、友人に声をかけるかどうか──ほんの些細な行動ですら未来が分岐し、選んだ通りの現実が訪れる。
だがこの力は万能ではない。
選べば必ず代償を払い、選ばなければ“何か大切なもの”を失う。
未来を守るのか、友情を守るのか、それとも自分自身を守るのか──。
明るくお調子者の親友・三上ハルとの日常は、赤く染まった惨劇のビジョンに揺さぶられていく。
そしてイヅルは気づく。
「この力は遊びじゃない。選択を誤れば、世界ごと崩壊する」
未来は常に枝分かれし、正しい答えは存在しない。
ただ選び続けるしかない──。
友情と恐怖、希望と絶望が交錯する学園ダークファンタジー、開幕。