あらすじ
高校時代からの親友・葛城律の弟である誠は、綾人にとって「昔から可愛い弟」だった。
小さな頃から家族ぐるみの付き合いをしてきたため、綾人にとって誠は守るべき存在であり、弟のような存在でしかなかった。
数年ぶりの再会の日。
子どもだったはずの誠は、すでに背も伸び、精悍な顔立ちの青年へと成長していた。
その姿に思わず胸を打たれる綾人。
けれど「親友の弟に恋をしてはいけない」と自分を戒め、必死に理性で距離を取ろうとする。
一方の誠は、幼い頃から抱いてきた綾人への恋心を隠すつもりはなかった。
「もう子ども扱いしないでほしい」と真っ直ぐに迫り、堂々と想いを伝える。
その真剣さに揺さぶられながらも、綾人は理性を盾に避け続ける。
しかし、「もう子どもじゃない」と証明するかのように綾人を翻弄し、包み込む誠に、綾人は抗えなくなっていく――。