あらすじ
アマヨ ノ ツキ
【雨夜の月】
[そこに存在するのに見えぬ物]
幼き頃、母から聞いた物語
おまじないのように
繰り返し、何度も…何度も───。
十歳となったその年
私は一人となり思い知らされる。
自分自身の存在と、これから起きるべく出来事を…。
十二歳となったある日
本能の赴くままに動いた身体。
私は一つの奇跡を起こした。
十六歳を迎えたこの年
逃げる事を辞め、前に進もうと決意した。
母の物語をこの胸に───。
少女が駆けるは幕末の世
──父は先の世に──
──母は後の世に──
出逢うべくして出逢った
誠を掲げる〈新撰組〉
師の想いを継ぎし〈長州・四天王〉
世界に思考を巡らせる〈群れなき者〉
それぞれの志を一つにするが如く
過去・現在・未来
全ての時代の想いを紡ぎ
少女はあの空を仰ぎ見る
夢物語をいざ現実に───…