あらすじ
ニートとして暮らす26歳の青年、鈴木咲翔。
彼は自らの持つある不思議な能力によって、『自分の死期』がもうすぐそこまで迫っていることを知っていた。
鬱々とした日々を過ごすなか、ある日突然、自宅の呼び鈴が鳴る。
訪ねてきたのは、澄野優莉という名の大学生であった。
「一体どんな用事があって自分なんかを訪ねてきたのだろう?」
不思議に思っていると、彼女は突然、こう尋ねてきた。
「あなたは、ある不思議な能力を使えますよね?」
「……どうしてそれを!?」
不思議な能力……。確かに心当たりはあるが、このことは誰も知らないはずだ。ましてや初対面の人などにわかるはずがない。きっと何かでまかせを言っているだけだ。きっとそうだ……。
予想外の展開に混乱する咲翔に対し、彼女は畳み掛けるように問い掛ける。
「あなたは、未来が見えるのではないですか?」
――この世界に、『何か』が起ころうとしている。
しかしその『何か』は、決して起こってはならない――。
世界の未来は、彼らに託された……。
表紙:Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像
この作品は、「小説家になろう」、「アルファポリス」にも掲載しています。