あらすじ

『インスタには載らない、愛のレシピ』

光に映える皿の上ではなく
湯気の向こう、しずかに湧き立つ匂い

ハッシュタグに縛られた笑顔より
小さな台所で交わした「おいしいね」が
心に残る

奪われても、盗まれても
愛の温度は写真には写らない

焦げ目ひとつに宿る思い出
すする音ににじむ涙

見せびらかすためじゃなく
寄り添うために
わたしはまた鍋を火にかける

インスタには載らない
けれど確かにここにある
――愛のレシピ

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アルファポリス
アルファポリス2025/09/22
  • 現在の作品『インスタには載らない、愛のレシピ』