あらすじ
⋯2037年。
世界各地で戦争が巻き起こる世の中になってから21年という月日が経った頃…
とある帝国では16年前に皇帝が不可解な死を遂げた。
今やまともな政治家はおらず、自分等の私利私欲の為に好き放題するような連中が国を統治している。
その帝国では政治家達がまるで遊んでいるかのように戦争をして、国を好きに作り変えていた。以前は綺麗だった帝国は今やまるで泥沼のような酷い有様であった。
軍の上層部、これも酷い状態だった。政治家の奴等と一緒に自分の懐を肥やしていた。
そのため、無駄な戦争に送り込まれ命を落とす者が計り知れない程いる。
上層部の連中は人の命よりも自分の懐の方が大事なようだ。
…軍や政治が酷い有様であるが、何もかもが上層部に平伏したわけではない。今や政府に反抗する隊もあれば、暗殺を企てる隊までもがある。
その中には帝国最強と謳われる部隊も存在する。
《特殊作戦部隊》「略:特殊戦」
帝国屈指の戦闘員が集まり結成された部隊。
ただ戦闘能力や口が固いだけでは入る事ができず、異常な程の成績などを持っている者のみが入る事ができる。
…これだけ聞くと聞こえはいいけれど、この部隊には別命がある…
〈クソ部隊〉
…ただ成績が良ければ言い訳ではない。
「特殊戦」は、言うなればクズの集まり。
この部隊に入る事はとても名誉な事であり、恥なのだ。
…しかし、本部隊の隊員達も守るべき物の為に命をかけて戦っている。
決してこの部隊を悪く言う事は許されないはずだ。
これは帝国最強…いや、世界最強の特殊部隊とその家族達の物語である。