あらすじ
<あらすじ>
心に傷を持つ元敵国脱走兵✕ひとりぼっちの竜人
大国に囲まれたクロイツ国国境付近は争いが絶えなかったが、竜人が治める東部の国境の地フライハイトは平穏を保っていた。
しかしある時隣国ゲファーの武装組織にヴェルグ家の屋敷が襲われ、6歳の竜人の嫡男・ハノを残し一家全滅してしまう。
独りになったハノは、ある晩脱走兵のライナーに遭遇。家族を亡くした傷を抱える竜人のハノと、兵役で罪のない人々を傷つけてきたことで心に罪悪感を抱えるライナーとの、互いの心の傷を癒し合う共同生活が始まる。
やがてハノは竜人特有の成長を迎え、大人の姿へとなっていき――
心に傷を抱える者同士の癒し合いの愛の物語。
注意:途中(第5章1話・2話、第6章2話)に過激な性描写が入るため非公開となるシーンがあります。ご了承ください。
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<第2回ルビーファンタジーBL小説大賞用あらすじ>
大国に囲まれたクロイツ国国境付近は争いが絶えなかったが、竜人が治める東部の国境の地フライハイトは平穏を保っていた。
しかしある時隣国ゲファーの武装組織にヴェルグ家の屋敷が襲われ、6歳の竜人の嫡男・ハノを残し一家全滅してしまう。
独りになったハノは、ある晩脱走兵のライナーに遭遇。境遇を哀れんでくれたライナーに懐いたハノは、彼と共に屋敷に留まることに。家族を亡くした傷を抱える竜人のハノと、兵役で罪のない人々を傷つけてきたことで心に罪悪感を抱えるライナーとの、互いの心の傷を癒し合う共同生活が始まる。
竜人は人の数倍の速度で成長して成人するため、数ヶ月で6歳から18歳になるハノ。急成長に伴い、心身も大人びていくものの、ライナーはハノが幼いままの扱いしかしてくれず、不満が募っていく。その一方でライナーはハノの変化していく純粋な心身に惹かれ始めていたが、ハノは気付いていない。
そんな中、放浪の魔法使い・ロートが屋敷に迷い込み、希少な竜人であるハノの生態を観察したいと言い出し、三人での共同生活が始まる。
そんなある日、いつものように村に手伝いに行き贖罪などをもらい受けに行くライナーに、口煩く屋敷を出るなと言われ不満顔だったハノ。そんなハノにロートが外へ連れ出してやろうといだし、屋敷を出てしまう。
しかし、屋敷の近隣の住民たちはハノの姿を見るなり襲いかかり、ライナーの助けもあって逃げる羽目に。理由は近隣住民にも被害が出ていた襲撃の影響を踏まえ、竜人はもういないと話していたためだった。
それによりロートが屋敷周辺に結界を施し、ハノたちは箱庭のようになった屋敷で暮らすことになる。
その暮らしの中で、ハノはライナーと湖に出掛けたり料理を一緒に作ったりして物理的に急接近する度に心が乱れることに戸惑い、幼い頃よりもライナーの優しさに惹かれ始めていた。
だが、成人前後に恋情をきっかけに発情期を迎えるようになる竜人であるハノは、ライナーへの恋心を自覚した直後に発情。しかし知識がないために無駄に足掻き苦しみ、拗らせて発情熱を発してしまう。
困惑するライナーは、ロートから「発情熱が続けば竜人は死んでしまう。焦がれる相手と性交すれば解熱する。しかし命を落とす可能性が高い」と聞くも、ハノを助けたい一心とハノへの想いを伝えるために性交をする。それによりハノは解熱するも、ライナーが命を落としてしまう。
呆然とするハノに、以前ライナーからも聞いた満月に願うと叶うという光の願いの話をロートから告げられたことで、数百年待ち続け、その後竜人に生まれ変わったライナーに再会。お互いに改めて想いを告げ合い、身も心も結ばれる。そうして二人は正真正銘の竜人となり、竜化して共に生きる地を求め旅に出る。