あらすじ
核戦争によって世界は一度崩壊し、それから七万年の年月が経過した。
──そこは、かつて『地球』という名で呼ばれていたことすら忘れさられた、とある惑星。
世界の各地には太古の貴重な建造物が存在しており、『遺跡』と呼ばれるそれらの場所から出土した宝の数々は、世界中に暮らす人々の生活を潤していた。
なぜならば。
遺跡から出るものはすべて、今の人間の知識では考えられないほどの、高度な技術の塊ばかりであったからだ。
──ある日のこと。
とある村に住む、15歳になったばかりの少年『ジェイル』は、近くの森の遺跡に友人と共に散策へ向かう。そして、ちょっとした偶然から遺跡の隠し通路を発見する。
そこはまだ遺跡の機能が生きていて、その見たこともない光景に、若いジェイルはつい、遺跡の奥へと足を運んでしまった。
やがていつしか、彼はその中で迷ってしまう。
そして。
その最奥の部屋で彼は目にする。
巨大な透明の水槽に浮かぶ、その、『兵器』と呼ばれる者の幼げな姿を────
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