あらすじ
銀河系矮小化惑星(コアギャラクシー)。
それは広すぎる銀河系を1個の惑星に集約させたもの。恒星間の往来もこの惑星を利用すれば、最速30分間、最長3日あれば簡単にできるのだ。
交通の利便性はより快適になり、非常に安価である。
それまで人類は地球から旅立ち、銀河系全域に入植し、様々な問題に直面していた。時間の問題、費用の問題。地球から銀河系最果ての惑星への通信が可能でも通信費用は富裕層でないとランニングコストが維持できない。
だが、この銀河系矮小化惑星(コアギャラクシー)を利用すれば、交通と通信の中継地となる。安価で生活の手段と化す。銀河系矮小化惑星(コアギャラクシー)は人類中心の大地、銀河系経済の中心、政治の中心。
「世界」という呼び方は惑星1個の呼び方であったが、もはや銀河系その物を「世界」という呼び方になった。
人類の繁栄はより高度になっていった。
そこで人類史初の想定外のことが巻き起こる。
蝗害(パンデミック)。
この惑星にだけ住まう原住甲虫のトノサマバッタが突然変異し、台風のような広範囲な群れであらゆるものを食い尽くす。
蝗害(パンデミック)は、食ったもの中から動く死体(リビングデット)を作り、自分たちの尖兵として操る。
蝗害(パンデミック)によって銀河系矮小化惑星(コアギャラクシー)の全生命が滅ぼされたら、銀河系の超簡易化された交通の利便性は失ってしまう。恒星間の人の往来は途絶え、孤立化し、全人類のライフラインは途絶えてしまう。惑星1個単位の自給自足ですら不可能に近い現代社会において非常に厄介である。
銀河系諸国連合警察(コーストガード)は最大規模の宇宙艦隊をそこに送り込むにもワープ航法のエネルギー容量限界のためできない。
蝗害(パンデミック)に対抗できるのは、現地の警察か傭兵と呼ばれている「探偵」しかなかった。
ゴモラ・ココナッツ。
犯人不明の迷宮入り事件の真犯人を偶然のラッキーで見つけてしまい、「名探偵」として時の人となる。
しかも、たまたま×ゲームとして着ていた「呪いのバニーガールスーツ」のせいでゴモラ=バニーガールの印象が強い。
さらにゴモラはその真犯人から蝗害(パンデミック)の原因は自然発生ではなく、人為的なものであると聞かされる。