あらすじ
「俺が、お前を買う。月50万……いや、100万でもいい」
――十年前とはまるで違う、真剣な瞳でそう言われて、圭は混乱する。
ブラック企業で心も体も限界の五十嵐 圭。
そんな彼のもとに届いたのは、高校の同窓会の案内状だった。思い出すのは、あの日の放課後――。
クラスの中心でモテまくりの安堂 輝に「好きだ」と告白され、“冗談”で笑いのネタにされた、あの苦い記憶。
その後もグイグイ距離を詰めてくる輝に振り回され、極めつけの「嘘」に、圭の心はズタボロになった。
あれから十年。「もう二度と会わない」と心に誓っていたのに――
追い詰められた生活のために始めた、ちょっと怪しげな副業。まさかそれが、よりにもよって輝にバレてしまうなんて!
高校時代は冗談で弄ばれ、今度はお金で縛られる――。
しかも妙に距離が近く、視線は熱く、態度はちょっと危険。
過去のトラウマと、隠したい秘密のバイト。
十年越しに再燃する想いが絡み合う、ドキドキラブストーリー。