あらすじ

「なら、あなたは“信じる”ということを、何をもってして証するのですか」 かつて、大陸には竜と人がいた。 大気を統べ、天候を支配する天空の覇者――竜。 竜の声を聴き、竜と契約し、対話する〈竜の民〉。 そんな二つの種族が暮らす、平和な理想郷があった。 “あった”。すなわち、過去形。つまり、今はない。 竜が大陸から姿を消してから幾星霜。 〈竜の民〉は、居場所を失うように大陸の隅に隠れ住むようになった。 そんなある日、〈竜の民〉であるトーリは旅に出る。 お目付け役である、謎の少女フリアと、その友だちである謎の生き物クィーと一緒に。 それは、幼き日に抱いた、竜と再び契約を結ぶ夢を叶えるために。 「それでも、約束を結び直せるっておれは信じてる」 だからこれは、竜と約束を結び直す物語。 あるいは、まるでつまらないおとぎ話の続きの物語。 ――伝説は終わった。さあ、現実を始めよう。 * 「トーリ君の願いは叶わない」 「くぅきゅ?」 「意味なんて、もうどこにもないんです――!」 「虐げられた者に、道徳を望むというのは高慢ってもんなんだぜ?」 * * * * 【お知らせ】 ・15万文字完結予定。

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カクヨム
カクヨム2021/01/31
  • 現在の作品約束のヴェンデッタは竜の歌声と遊ぶ