あらすじ
※転生、召喚ものではありません。
全7章構成
平凡な高校生活を送っていた甲斐雷斗。そんなある夏の朝、一人の少女が自分のベッドの上で横たわっている現場を目撃する。
突然の出来事に雷斗の思考は追いつかなくなるが、面倒ごとが嫌いな雷斗は考えるよりも先に彼女から距離を取ろうと思う。
そして、扉に手をかけた途端、「ちょっと!」と少女の声が耳に響いた。
驚く雷斗をよそに少女は、「私ひとりだった?」と優しい声で聞いてくる。
それに雷斗は首肯したのち、少女──クレア・ミラーは、「そう……」と項垂れた。
直後、クレアは顔を上げ、「サーシャちゃんと逸れたの君のせいだよね」と問い詰める。
状況が飲み込めないまま、「責任とって一緒に探してよ」と言ってくる。
当然「いやだよ」と断る雷斗。そんな雷斗の態度に少女は小さな子供のように駄々をこね始める。彼女に渋々承諾するも、後々面倒ごとに巻き込まれたと後悔する。
だが、彼はまだ知らなかった。この出来事が自分の出生の秘密、そして運命すらも変えることになろうとは。