あらすじ

魔法使いの夢見る恋はロマンチカ のその後のお話です。 書いたのはこっちが先になります。 ≪メインカップリング≫ 攻ːオプシディアン(ディル)(19) 砂漠の大国エリモスの国王。身分を偽っている。 受ːネロ(17) 蛮族に滅ぼされた水の民の生き残り。エリモスの王を仇だと思い込み、その命を狙っている。 ≪サブカップリング≫ 攻ːマティス(27) エリモスの義勇軍を組織する隊長。蛮族から少数民族たちを救うために活動している。 受ːアステラ(26) 義勇軍に所属する魔法使い。マティスと共に行動している。 ≪あらすじ≫ 大陸の西側を占める砂漠の大国エリモス。その栄華の元で平和に暮らしていた少数民族たちの生活は、北から攻めてきた蛮族クリソベリルの脅威に脅かされていた。水の民の末裔であるネロも、ある日を境にすべてを失う。エリモス義勇軍のマティスとアステラに助け出されたネロは、一族を滅ぼした仇を討つことを胸に誓い、彼らと行動を共にする。王子の婚約者が水の民の娘であるという情報を元に、少女のふりをして王宮へと上がったネロは王子であるオプシディアン(ディル)と出逢う。王子はネロを婚約者に望み、ネロは二度と逢うことはないだろうと思いながらも承諾する。 数年後王位に就いたディルは、先王の命により表に影の王カーネリアンを立て裏で執政を執っていた。その傍ら一年前に行方知れずとなったネロを探す毎日を送っていたある日、砂漠で遭難していた彼を見つける。カーネリアンらの反対を押し切り邸へとネロを連れ帰ったオプシディアンは、目を醒ました彼に「自分は王ではない」と偽りその傍にいることを選んだ。 一方、まんまとディルに近付いたネロは、クリソベリルから彼の命を奪うよう命を受けていた。マティスたちと訪れた南の街でクリソベリルの側近であるヴェガに「裏で手を引いているのはエリモスだ」という情報を吹き込まれクリソベリル側に引き込まれていたのだ。しかし王ではないと言うオプシディアンの言葉に安堵を憶えたネロは、彼と過ごすうちに心の中に秘めていた彼への気持ちを認めざるを得なくなる。お綺麗な身体と顔を使って誑し込め、とクリソベリルに言われていたネロだったが、ディルは彼を粗末に扱いたくない、と言い手を出してはこない。 仲睦まじく見えるふたりを危惧したカーネリアンはマティスとアステラを呼び戻した。クリソベリルが義勇軍の帰還を祝う式典へ攻め込むことをヴェガから知らされたネロは、ディルの命を奪うことを急かされるが、彼が仇であるはずがないと確信を得ていた。アステラへすべてを打ち明け、命に代えてもディルを護る。式典の朝に彼から「俺のものになってくれ」と告白を受けたネロは、最初で最後だからと彼からのくちづけを受けることを自分に許す。 安全な場所へと閉じ込められ、ネロが自らの命を持って国王を護るつもりであることを知ったディルは扉を見張る従者を何とか説得し式典会場へと向かった。先に戦っていたマティスたちと合流しクリソベリルとヴェガを倒したディルだったが、思わぬところから奇襲を受け、ネロが彼の代わりに刺されてしまう。彼の命を狙ったのは“災厄”と綽名される男だった。 アステラの魔法によって一命を取り留めたネロだったが、どの面を下げてディルに逢えばいいか悩んでいた。このまま消えてしまおうかと思ったが、彼への気持ちを諦めきれずにオプシディアンの命を狙っていたことを彼に告白する。すべてを受け入れたディルに「俺としあわせになってほしい」と告げられたネロは、彼としあわせになる道を選んだ。

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カクヨム2025/10/15
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