あらすじ
天馬喩似斗≪てんまゆぎと≫は厨二病を拗らせすぎた男子高校生だ。
彼が在籍する藤ヶ谷高等学校は、日本でもトップクラスの危険度指数を誇るSSランクの難関ダンジョンである。二十階層におよぶ高校型巨大ダンジョンに掬う魔獣とヤンキーの攻略は一筋縄ではいかない。迷宮協会支部も非常に手を焼いている。
ダンジョン化の影響を強く受けた校内は、保健室→野戦病棟、職員室→ギルドのように、各教室が劇的な変化を遂げ、それぞれが重要な拠点としての役割を担っている。
そんな中、自分の力の無さに劣等感を抱いていた天馬だったが、ある時、自身に宿っていた潜在的な力……否、ただの治らない状態異常によって強力なヤンキーをブッ飛ばした。
その功績も相まって徐々にダンジョン冒険者界隈から注目を浴び始め、次第にやり手のダンジョン探索者として名を馳せるようになっていく。
彼は決意した。
最奥にふんぞり返る最強の不良、十門字死愚呂の討伐を。
そして、厨二病患者、天馬喩似斗は叫ぶ。
声高に、恥ずかしげもなく。
『ファイナルカオスインパクト』と。
※第一章は藤ヶ谷高等学校編をお送り致します