あらすじ
卒業パーティーの夜。
私の妹と、私の婚約者が腕を組んで登場した。
エスコートされなかった?
どうでもいい。
私の問題じゃない。
……でも、妹に手を出しただと?
婚約者の裏切りに怒り、私はその場で拳を振るった。
華やかな会場は凍りつき、私は堂々と婚約破棄を宣言する。
だがその裏には、私の知らぬ“策略”があった。
妹・エリーゼが冷静に言う。
「お姉様が手を出せば、証拠を出すまでもないでしょう?」
これは最愛の妹を守った姉と、姉を守るために策略を張り巡らせた妹の、ちょっと痛快で少しだけ怖い、貴族令嬢の婚約破棄劇。