あらすじ

「婚約は破棄させてもらうわ!」 王都の一角にある豪華絢爛な庭園でアリアーヌは、高らかに宣言した。目の前には信じられないといった表情で固まっている、婚約者のセシルがいる。 周囲には心配そうにこちらを窺う貴族たちが数名。ああ、面倒くさい。 「ア、アリアーヌ……?いったい何を……」 セシルの声は震えている。無理もない。だって、昨晩まではあんなに甘い言葉を囁いていたんですから。 「君以外の女性を愛することなどありえない」 とか、そんなクサい台詞を真顔で言うものだから盛大に吹き出しそうになったのを覚えている。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/10/15
  • 現在の作品アリアーヌは知っている、婚約者が他の令嬢を口説いていたことを。あんまりにも人をバカにした所業に有責を叩きつける