あらすじ

新しい年が明け、藍は空汰との約束を胸に、初詣へと向かう。 夜のアルバイトを終えた身体の疲れを隠しながらも、その足取りはどこか軽やかだった。 人混みの中で空汰と再会した瞬間、藍の心に温かな光が灯る。 二人で並んで参拝し、屋台を歩きながら笑い合うひととき。 けれど藍の胸には、まだ「自分だけが違う」という小さな痛みが残っていた。 そんな彼女に、空汰は一つのお守りを差し出す。 それは「自分を信じるため」の贈り物。 藍はその言葉に涙をこらえながら、静かに頷いた。 川辺に映る藍色の空の下で、二人は次の約束を交わす。 ――「来年の初詣も、一緒に来ような。」 それは恋の始まりであり、藍が“自分の居場所”を見つけようとする物語の、静かな再出発だった。

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小説を読もう2025/10/14
  • 現在の作品藍色の空 ~第4章~