あらすじ
『――オレ、おっきくなったらヴィーをお嫁さんにする!だからそれまで、ヴィーのことずっと守る!!』
『――うんッ!約束ッ!!』
私がまだ子供だった頃、白馬の王子様というものに憧れていた。
私はお姫様で、いつか格好いい王子様が私の事を迎えに来てくれるのだと信じて疑わなかった。
――けれど。
いつまで経っても王子様なんて迎えに来てくれなかった。
だから私は、待つのはやめて自分から探しに行くことを決めた。
私だけを見てくれる、一番に考えてくれる、そんな王子様を探した。
――そして、現在いま。
「エストリーデ!俺はお前との婚約を破棄するッ!そしてここにいるアルヴィーヌを婚約者とするッ!」
私は王子様を手に入れた。