あらすじ
かつてライラは、天災級の人食い鬼(グール)として人々を恐怖させていた。
何万もの無実の人間を喰い散らかし、討伐しにきた冒険者たちを殺してきた。
いつしか『人類が絶滅するまで喰らい続ける魔物』と恐れられ、≪絶滅喰い≫なる二つ名も頂戴した。
だがあるとき、一人の愛らしい司祭の少女、セーラと出会う。
セーラに一目惚れしたライラは、彼女のため、これまでの魔物としての暮らしを捨て、人間として第二の人生を始めることにする。
ライラはセーラと約束した。これからは、無差別に人を食べないと。これからは、法の目を逃れる『生きる価値のない外道な冒険者』たちだけを食べると。
魔法やスキルの【ギフト】を持つ冒険者の中には、その能力と特権を悪用する者が少なくない。鬼畜な所業に及ぶ、サイコパスな冒険者たちが。
ライラは昼は冒険者ギルドの事務員として働きながら、夜は悪辣な冒険者たちを人知れずに狩っていく。そしてその人体は丁寧に解体し、腕によりをかけて料理し、美味しくいただくのだ。
そうしたら家に帰って、大好きなセーラと添い寝しよう。
きっとこれが人食い少女の残酷無比で幸せなライフ。