あらすじ
「……人類は何故、戦争を起こすことはできるのに止めることはできないのであろうか。理由は明白である。戦争という名の麻薬に社会が汚染され、中毒症状を引き起こしているからである。更に残念なのは、それを止めてくれる第三者の存在が、地球上には一人もいないという事実である……」
――政治評論家クリスティアン・ラングリッジの手記より、一部抜粋
ウェインズ連邦とルプター皇国の数世紀に及ぶ泥沼の争い。
歴史を停滞させ、いつ果てるとも知れぬこの長い戦争に、ある日突然介入した私軍事組織ヴィアーズ。瞬く間に世界の勢力図を塗り替えたこの軍隊を、人々は熱狂的に支持したが、それが全ての始まりであったことを知るものは一人としていなかった。
――“歴史”はようやく幕を開ける――