あらすじ

「 もぉ――!ボクは、ここを、  守らなくちゃいけませんから、  困るんです。ここで、  勝手なことをしないで下さい!」            …アン!アン!… 赤柴犬のマモ太は、ノリ君とその家族と 一緒に暮らしています。 その、家族の誰にも、期待されていなかった のに? 成長するにつれ、マモ太は、「オカッピキ」の 様になってきました。 オカッピキモードになったマモ太が 対峙するのは、庭に現れる、 貫禄のある、 不愛想なオジサンの太っちょ野良猫。 ずいぶんとお利口さん、な、 スマートすぎるカラス。 夫婦仲はとても良いのですが、 ちょっと、困る、野鳩夫婦です。 ですが、 彼らの方が、役者が上で、マモ太は、ただ、 カラカワレタリ… マモ太のオカッピキな張り切りモードの効き 目は、ゼンゼン、ないようです。 そんな… ある日、それは、突然でした。 いつも元気な明るいノリ君のお母さんの病気 が見つかり、治療の為に入退院を繰りかえす ようになりました。 それは、まだ小さいノリ君とマモ太の日常の 生活がガラリと変わってしまうことでした。 ノリ君は、寂しさから、辺りが暗くなる夕方 には、自分の部屋から毛布を持ちだし、 お父さんが帰ってくるまで、一番早く、 仕事帰りのお父さんを見つけることができる、 外が良く見えるリビング窓の前でしゃがみこんで、 明りもつけずにじっと、動かずに、 ひたすら、お父さんの帰りだけを、ただ、 待っていたり… そんなノリ君に、「ボクが一緒に居るよ…」 と、マモ太はそっと寄り添います。 それでも、マモ太の根っからの性分で、ノリ 君がどんなに不安で寂しい日でも、毎日の、 routine workの視回りは休みません。 ですから、そんな時には、マモ太の世話に、 ノリ君は忙しく、 マモ太のお節介な?オカッピキな視回りも、 ノリ君を、孤独、に、は、させません。 ノリ君には、 優しいお父さん、も、いますし、 それと… ノリ君は気がついていませんが、 ノリ君と、会話ができずとも、 温かく見守る大きな存在も、すぐ近くに… お母さんの病気が治るまで、遠くには、 出かけられないノリ君とマモ太ですが、 身近な小さな世界の中でも、日常に起こる、 様々な出来事に興味津々に、 奮闘していきます…

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