あらすじ
2054年東京都狛江市在住の三人の高校生、狛江高校1年の芽蕗澪奈、波澄透香、紫五月瑠亜は、ヒップホップダンス好き。
澪奈はイメージで物質を原子レベルで破壊、透香は体を透明化させて空中を飛ぶ、それぞれ特異能力の秘密を持つ。瑠亜は人ではなく第4世代AI。三人は意気投合してダンスチームを結成する。
三人はダンス動画、ライブ、オーディションを目指してひたすら練習する。
この年の晩秋に地球と月の間を超巨大な黒い謎の物体が、亜高速で通過する事象が発生。とてつもなく大きな重力波が地球を襲い、多大な被害が予測される。「月下事象」と呼ばれるその事実を伝えに2080年の未来から一人の科学者がタイムリープしてくる。ミカ・シャリアは日本の主要機関にこの事実を伝えて、紆余曲折を経て対策本部が稼働する。
この二つの物語が並行して進み、高校2年になった三人は夏休みに大学のサマースクールに参加、同時にダンス合宿をする。
大学の講義で澪奈は核融合に、透香はナノテクノロジーに興味を持つ。瑠亜は大学研究所システムメンテナンスをする。
ここで学んだ事が自分達の特異能力の理解を深め、そして、月下事象発生時に一気に開花する。
月下事象の重力波災害対策として、逆位相重力波の発生装置と、連携アプリを準備して、全国民に行き渡らせて、身の安全を図る対策を展開。これにより、人的被害は最小に抑えられた。
ところが、ミカが人工重力発生装置と共に未来に帰還した後に、重力波の影響を受けた原子炉搭載型人工衛星が故障し、地球に落下する事態が発生。分析の結果、落下予想地点は東京。
核融合を、イメージで起こせる能力を身につけてしまった澪奈と、透明化フライト能力を持った透香、それに特別な演算能力と未来予測能力を向上させたAI瑠亜の三人がチカラを合わせて、この難局に立ち向かう。それを支える防衛省、つくば研究所、核融合や反物質を研究する企業とその若きCEO、天才システムハッカーなど優秀な人材が彼女達を支えて、人工衛星衛星落下阻止を図る。果たして結末は?