あらすじ

春の息吹が芽吹く頃。 王国の王妃ラディウスは、届いた一通の手紙にそっと微笑みをこぼす。 そこに綴られていたのは、かつて傍に仕えた友――リアンと、実の弟アレクサンドルの婚儀の知らせだった。 この世界は、男女の性に加え、“第二の姓”によっても区分される社会。 オメガとして生まれたラディウスは皇太子の座を退き、王家の期待は、アルファである弟アレクサンドルへと移っていく。失意の中、彼を支えたのは、同じくオメガでありながら気高く、誇り高い魂を持つ従者――リアンだった。 傲慢だったアレクサンドルが、家族以外に唯一頭を垂れた相手。 アレクサンドルは次第にリアンに恋心を抱くも、リアンはアレクサンドルの想いに気付かなくて――。 不器用なアルファ皇子と鈍感なオメガ従者の恋の物語。 ※R−15 一部そういった表現が出ますので注意。

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小説を読もう2025/10/13
  • 現在の作品春に咲く花、愛よりも尊し。