あらすじ

「強度行動障害の彼と僕」

初めて出会った日の
衝撃と恐怖の波
胸が押しつぶされそうで
目をそらしたくなるけれど

その手の震え
叫びの裏に隠れた
小さな声の欠片が
僕の胸に届いた

言葉はまだ足りなくても
目線の交わりだけで
彼の孤独を知る
そして僕も、知らず知らずに心を開く

壁の向こうで揺れる感情
怒りも、不安も、悲しみも
僕はすぐには抱きしめられない
でも、ただそこにいることはできる

小さな約束を重ね
少しずつ心の距離を縮める
彼の手が触れたとき
世界が少し優しくなる

ぶつかり合い、すれ違い
焦燥と苛立ちの夜もある
でも明け方には
互いの呼吸に安心を見つける

完全には治らなくても
共に歩む道はここにある
恐怖も怒りも抱きしめて
僕はただ、彼のそばに立つ

心の震えが静まる瞬間
互いの瞳が寄り添う
不安も孤独も
僕たちの絆の糧になる

そして今日も
手と手を繋ぎ
小さな世界を
二人で歩いていく

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アルファポリス
アルファポリス2025/10/13
  • 現在の作品「強度行動障害の彼と僕」